青春におかしなものはつきものだ。
皆さんこんにちは!怪虫堂店主のもじゃです!
突然ですが、皆様はムカデに噛まれたことはありますでしょうか??
実家が田舎にあったり、家の近くに森や畑がある方は1度位は見たことがある人も多いと思います。
今回は、実際に噛まれたことのある私が、その痛みや対処法についてお伝えしたいと思います!
痛みについて
まずはやはりどれほど痛いのかが気になりますよね。
僕の場合は、酔っ払った状態で指先を噛まれました。
その痛みは‘ライターの火から5センチほど離した位置で炙られながら万力で締めあげられるような痛み’でした。
これがかなりの激痛で、思い出すだけで涙が出てきそうです…。
対処法について
自分は、噛まれてすぐ45度前後のお湯に当て続けました。ムカデの毒性はお湯に弱いので適切な対処だったと思います。
その後、友人にステロイド系の外用剤を買ってきてもらい、塗ったらスっと痛みは引きました。
一般名 | 代表的な製品名 |
---|---|
プレドニゾロン | プレドニゾロン |
ヒドロコルチゾン酢酸エステル | コルテス |
テルサメタゾン酢酸エステル | |
プレドニゾロン酢酸エステル | |
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル | リドメックス |
トリアムシノロンアセトニド | レダコート |
クロベタゾン酢酸エステル | キンダベート |
ヒドロコルチゾン酢酸エステル | ロコイド |
プロピオン酸デキサメタゾン | メサデルム |
デルサメタゾン吉草酸エステル | ボアラ |
ハルシノニド | アドコルチン |
ベタメタゾン吉草酸エステル | ベトネベート |
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル | プロバデルム |
フルオシノロンアセトニド | フルコート |
噛まれてから落ち着くまで約2時間は痛みと戦っていました。
ムカデ毒の性質について
ムカデ毒は「セロトニン」「ヒスタミン」「ポリペプチド」「酵素」の4つの成分からなり、主に症状を引き起こす原因はヒスタミンです。
ヒスタミンとは、アレルギー様症状(アレルギー反応)を呈する化学物質のことです。
ほかの成分は、毒の浸透を促したりヒスタミンの効果を増幅させる効果があります。
致死性
結論から言うとムカデに噛まれて死に至ることはごく稀です。
国内でも過去に1件のみの報告があるのみで日本に生息する程度のムカデではほとんどの場合死ぬことはありません。
(海外では、毒性の強いものや、体&毒量が大きいものによる死亡例が報告されています)
しかし、どんな微弱な毒でもアナフィラキシーショックが起きることはあります。
アナフィラキシーショックとは、特定のアレルゲン(特異抗原)によってアレルギー反応が生じ、急激な呼吸困難や循環不全を呈する病態のことをいいます。
日本でもムカデに複数回噛まれたことによるアナフィラキシーショックで重篤な症状に陥ったら例は報告されています。
なんにせよ、噛まれないに越したことはないということですね。
いかがでしたでしょうか?
ムカデは産卵期である5月〜6月が最も活発に動き回る時期です。
皆様もお気をつけください!それではまた次回!