インディアンタイガーセンチピード

インディアンタイガーセンチピード
インディアンタイガーセンチピード

我が深紅の流出を以て、白き世界を覆さん!エクスプロージョン!!!

はろろ~ん!怪虫堂・店長のもじゃです!

本日の奇虫紹介記事は「インディアンタイガーセンチピード」のご紹介です!

名称:インディアンタイガーセンチピード

英名:Indian tiger centipede

学名:Scolopendra hardwickei

全長20センチほどになるインドとスリランカに生息するオオムカデ!

オレンジと黒の縞模様というのはムカデに限らずもそういない色合いの生き物です!

基本的に色はみんな同じですが、突然変異種の中にはオレンジと黒の配列のみが違うものもいるみたいです。

動きは、急発進急停車を繰り返すスペースマウンテンのような動きでチャカチャカとおもちゃのようである。

さて、世の中にはヤドクガエルや、ヒョウモンダコなど有毒なりになかなか毒々しい色合いをした生き物がたくさんいるが、本種もその体色に恥じぬ毒性の強さなので、飼育する際は充分注意していただきたい。

輸入量は極めて少なく、値段も大変高価である。

飼育環境も特殊で、ムカデでは珍しく乾燥系の環境での飼育がいいとされている。

温度は25℃~28℃で湿度はそれほど必須ではないが、全くないのはだめで、シェルターの付近を多少湿らす程度がいいらしい。

または大きめのケースを用意して半分湿らし半分乾燥させるなど様々な試行錯誤をしてみたらいいかもしれない。

床材は潜れるように少し深めに敷き、空気は常に循環するような環境が好ましい。

水も常に新鮮なものを用意しないと入れて時間のたった水は飲まないため、脱水症状を起こしてしまう。

かなり飼育難易度は高いが、繁殖に関しては全国の熱烈なムカデオタクたちのおかげで成功してはいるが、普通の人からしたら雄雌をそろえるだけでも大変なことである。

床材の汚れ、餌の質、温度湿度の変化などで容易に体調を崩してしまい死んでしまうためお世辞にも初心者用とは言えない。

私自身手に入れることができたら、ほかの虫そっちのけで愛情を注いでしまいそうなのでしっかりとタイミングを見計らって、余裕ができてから飼育を検討したい。

それではまた次回!!

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