抱きしめてもよかですか?
本日の奇虫紹介記事は「オオゲジ」です!
皆さんも一度は見たことのある虫の登場です!
名称:オオゲジ
英名:House centipede
学名:Thereuopoda clonifera
日本にも生息するムカデの仲間です!長い手足と触角から、大変嫌われています。
私自身、一度捕まえてきた際に飼育したのですが、詳しい飼い方や生態を知る前に死なせてしまったことがあります。そこから、今度こそ成功させたいと捕まえられる機会をうかがっているのですかなかなか捕まりません。
見たことがある人はわかるかもしれませんが、彼らは動きが大変素早く、なんとか捕まえても丁寧に扱わないとすぐに足を自切してしまい、きれいな状態で持ち帰ることができません。そういう意味ではムカデやカブトムシなどよりもかなり繊細な生き物です。
しかし脚も含めると最大20センチほどになることや、ケース内に高めの止まり木などを入れておけば、餌に蛾や蝶など飛べるものを入れてもひょいと捕まえて食べてしまう機動力などが人気を博し、マニアからは絶大な支持を得ています。
さて、本種の飼育に関してですが、湿度70%、温度15℃以上30℃未満であとは個体にもよりますが25℃ぐらいあれば問題ないです。
床材は腐葉土などで、比較的背の高いケースを用意して流木などを立てかけておく必要がある。(脱皮の時にぶらさがってずり落ちるようにするため。)そのためケースにはある程度の高さが必要になる。
最後に、ムカデの仲間なのに毒はないのか?という疑問を持った方もいるのではないだろか?
ズバリ、オオゲジに毒はある。
ムカデと同じで毒牙があるのだが、その毒はかなり微弱で、もはや噛まれた痛み以外何も感じない程だという。
基本的に憶病な生き物なのでこちらから激しいスキンシップを取らない限りは襲ってくることはない。
餌に関しては肉食虫なのでデュビアやコオロギなどを週に二回ほど与えてあげよう。
それではまた次回!