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本日の奇虫紹介記事は「チリアンコモン」のご紹介です!
南米に住む初心者用タランチュラです!
名称:チリアンコモン
英名:Chilean rose tarantula
学名:Grammostola rosea
チリとアルゼンチンに主に生息する、最大10センチ程の初心者向けタランチュラです!
ショップなどでは『ローズヘアー』という名前で売られていることも多いので、ピンときた方も多いのではないでしょうか?
チリアンコモンという名前は比較的色合いが茶色がかっているものの名前であり、色合いの赤いものはチリアンローズと呼ばれています。
気性もおとなしく、毒性も低く、環境にもうるさくないため大変飼いやすい種です。
湿度は乾燥系なので時々霧吹きをしてあげる程度で、水入れを入れておけば問題ありません。温度に関しても、本種は寒さに非常に強く冬場10℃中盤になっても問題ありませんがパネルヒーターをケースの半分にかかるように置いておけば全く問題ありません。
目安は25℃前後ぐらいに見ておけば大丈夫だと思います。
餌に関してはコオロギやピンクラット、トリのささ身などかなり何でも食べてくれますが、飼育していると急に餌を食べなくなることが多々あります。
しかし、本種は絶食にも非常に強く半年から一年近く餌を食べないこともありますのであまり心配する必要はありません。絶食のあと急に脱皮をしたりすることもあるのでその時はタイミングを見計らって餌を与えると、大体食べてくれます。
床材は砂や赤玉土などを二センチ前後敷いておき、ケースの大きさは成体を二体並べても入る大きさの物が良いです。
餌食いが悪くなったら少しだけ湿度をあげてみるのも一つの手です。
本種の交尾はそこまで難しくなく雄雌を会わせると高い確率で成功しますが、産卵後の卵食や育児放棄などで大抵孵化まで至らないため繁殖個体の流通は少ないです。
それではまた次回!