おはようごじゃいまーす!!
はろろ~ん!怪虫堂・店長のもじゃです!
本日の奇虫紹介記事は「ヤエヤマサソリ」のご紹介です!
日本産サソリの登場です!
名称:ヤエヤマサソリ
英名:Bark scorpion
学名:Liocheles australasiae
全長2センチ前後にしかならない日本にも住む小型種!
日本には本種とマダラサソリと呼ばれるキョウトクサソリ科のサソリがいるがマダラサソリの飼育は日本で禁止されている為実質、日本産のサソリといえばヤエヤマサソリのことである。
体が小さいこともあり毒性は極めて低く、人の皮膚に刺さること自体稀なため、殆ど無毒といっても過言ではない。
実はこのサソリ、サソリという生き物の中でもかなり特異な生態を持っている。
日本にいる本種の個体群には、なんと雄がおらず雌しかいない。
というのも、彼女たちは単為生殖ができる種である為、雄が必要ない。
(自分で書いてていてなんだかさみしい気持ちになった。)
その為、購入してきたら気づいたら仔サソリが生まれていることもある為生まれたら親離れを待ち、離れた個体はすぐに別ケースに入れないと共食いが始まるので注意が必要。
餌に関しては最小サイズのハエ、コオロギ、レッドローチなどとにかく小さいものでないと食べられない。
温度は25℃~30℃、湿度は80%前後にする。
これさえ守れていればケースは小さなプリンカップで問題ない。
小さい種の為、飼育していても大型種程の楽しみはないが、サソリの中でもトップクラスに安全な個体の為、始めてサソリを買う方は本種で練習するのがいいかもしれない。
それではまた次回!!