カバキコマチグモ

カバキコマチグモ
カバキコマチグモ

アポクリン汗腺!!!!

こんにちは!怪虫堂店長のもじゃです!

本日は、先日うちに不法侵入してきた不届き者を晒したいと思います!
(種類は筆者の予測になります、間違ってたらすみません。)

名称:カバキコマチグモ

英名:long legged sac spider

学名:cheiracanthium japonicum

全長10-15mm程度の毒蜘蛛です!
日本から海外まで広く生息しており、日本では報告されていないものの、海外では死亡例の報告もある危険な蜘蛛です。

本種は巣を張らず、夜に歩き回って餌を捕まえます。しかし、産卵の際には特徴的な巣を作ります。

ススキなどのイネ科の植物をちまきのようにくるくる巻いて自らの糸でとめた巣の中で産卵します。

カバキコマチグモの巣

そこで、100個前後の卵をうみ、孵化するまで身を呈して守り抜きます。孵化後すぐに自らの体を仔蜘蛛達に捧げ、その生涯を終えるのです。

なんだか、純愛な物語ですが、数週間後にはゾロゾロと数百匹の毒蜘蛛たちが産まれてくると思うとなかなか感動出来ませんね笑

さて、この蜘蛛、今泉忠明さんの書かれた「猛毒動物最恐50」では半数致死量を基準とした毒性の強さランキングで、5位にランクインしてるほど強い毒の持ち主ではありますが、体の大きさから、少量しか持っていない為そこまで注目されることは少ないようです。

さて、いかがだったでしょうか?
名前を聞くのも初めてという方も多いと思いますが、日本にはこのような危険な虫たちも多く生息しています。

皆様も見つけた場合はなるべく近づかないで、刺激を与えないように外に逃がすことをおすすめ致します。

うちではプラカップに入れ、そのまま冷凍庫に入れて殺して捨てました。可哀想な気もしますが、再度侵入されて噛まれると大変なので。

それではまた次回!

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